REIT(Real Estate Investment Trust)について

1.不動産投資には2種類あります

不動産投資と聞くと、アパート経営などの実物不動産投資を思い浮かべる方が多いと思いますが、それだけではありません。今回は、数万円から不動産投資をはじめられるREITという金融商品をご紹介したいと思います。

2.REIT(Real Estate Investment Trust)とは

REIT( Real Estate Investment Trust )とは、不動産投資信託のことをいい、投資者から集めた資金で不動産への投資を行いそこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当をする金融商品です。

多数の投資家で共同して不動産に出資をし、不動産運用のプロによる運用の成果を受け取るイメージで、投資家はREITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーとなることができます。

現在、REITは約60銘柄が証券市場に上場しており、マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多種多様な不動産が投資対象となっています。

3.REITと実物不動産の比較

REITと実物不動産投資(アパート経営など)は、以下のような特徴及び相違点があります。
REITは少額からはじめられ、運用はプロに任せることができ、換金も容易で実物不動産投資とは違った魅力があります。

REIT(不動産投資信託)実物不動産投資
必要資金少額(数万円~)多額
レバレッジの活用不可
維持管理・運営不要(プロが運用)必要(外部委託含む)
流動性・換金性高い(証券市場)低い(不動産市場)
利回り低い高い

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